Noche en Cuba ★キューバの夜

Orquesta Del CeroとCubaのことを、あれやこれや書いてみます

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観た。

スーパーヒーローもド派手なアクションも一切無い、殆ど過去の記録映像で構成されたフィルムだけれど、目が耳が釘付け。涙が溢れる。

貴重な映像が随所に流れる。

キューバの歴史も、ホワイトハウスも。

なぁんだ、オバマもファンなのか。。。

素朴で屈託のない笑顔、大切に培ってきた音楽が、一挙に全世界に知れ渡り、夢のように時の人となった、老人たち。

時に、老人らしい頑固さで、揉めることもあるけれど、それだけ自分たちが作る音楽には一生懸命。

本当に、素敵なおじいちゃんたち!!!

彼も、彼も、彼も、もうこの世には居ないんだ・・・

キューバで今も活躍中のメンバーと、東京でオマーラを間近で見て聴けたのは、本当にhappyなこと。

オマーラはこの夏も来日するらしい。90歳を目前に、なんて元気なんだろう。

おじいちゃんたち、みんなが言っていた。

最後のその時までステージに立つ。

そしてそうやって去っていった。

なんてカッコいい笑顔。

 

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Qué calor hace!

今年は異例の6月末の梅雨明け(関東) 梅雨明けと言っても、ほとんど雨らしい雨も無く、連日、いや、どこまで続く、この異常熱波。

真夏日35度は当たり前。今日はどこどこが40度を超えました、のニュースにも、もはや驚かなくなってしまった。

キューバも暑かった。 9月の初旬に行ったので、日本もまだ夏、でもトロント経由で一晩凍えるような寒い思いをし(前述)フロリダ上空あたりから段々暑くなり、空港到着時のむっとする暑さは今でも忘れない。(しかも荷物が届いていないというアクシデント後に浴びる陽ざしは無情の熱波だった)

でも、その後の市街地観光も、暑い暑いと言いながら汗まみれではあったけれど、どこかカリブの風を感じ、確かに暑いのだけれど、「外に居られる」暑さだった。

日本の、この暑さは殺人的だ。夏休みの公園やプールから、子供の姿を消し去り、家に居ても次々と救急搬送される。恐るべし、異常気象。 やっと、今日は少し気温が下がったか・・・と思いきや、今度は明後日頃に、台風直撃の予報。

関東直撃は、昨年10月、Ceroの3丁目カフェライブの同時刻に横浜上空を通過して以来だろうか。。。

昨年はキューバでもイルマに遭遇し、数々のアクシデントを経験し、本当に台風には悩まされている。(もちろん好きな人なんているわけないけれど)

この台風が去ったら、少しは涼しくなるのだろうか?それとも8月に入り、これから夏本番の暑さ(熱さ)が始まるのだろうか?

もし、そうだったら、日本も住居を地下に掘るとか(どこか外国にはそういう場所がある)していかないと、生き延びられないかも。。。 夜もエアコンの熱と熱を貯めたビルからの放射熱で都市部は真っ赤っかだ。

キューバでは、エアコンのある家庭は裕福なほうだ。 人々の生活は、いつも窓をOpenにして家の中が丸見えだけど、風を入れているし、私も3日間、停電でクーラーの無い夜を過ごしたけれど、なんとか寝られた。

世界遺産でもある、歴史ある建物のお陰だろうか。石造りの家は、冷んやりしていた。 私の宿泊したCASAは、大理石(手入れもしていないので、汚かったけれど)を使っていた。ちょっとRichな御宅だったようだ。

夜になると、人々は涼を求め、外に出る。街路にタムロしたり、マレコンという海岸通りはカップルや観光客で人がいっぱいになる。

私が行った時は、海岸通りは、イルマの影響で大変な被害に遭い、破壊され、通行止めになっていた。

有名なホテルナショナルの庭木もなぎ倒され、散々だった。

それでも、抜けるような空に翻る国旗を見たとき、これが「キューバ」なんだな、と心意気を見せられた気がして、とても感動した。

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Orquesta Del Cero 2018 Tour スタートしました。

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2018年7月7日 Orquesta Del Cero 七夕ライブ 無事終了!

来ていただいた皆様に感謝・感謝・感謝!ありがとうございました。

 

気になっていたお天気、2日ほど前に、台風7号が通り抜け、残った雨が心配だったけれど、関東地方は朝から雨は降らず、時折陽ざしも出てまずまずのライブ日和。

あまりにも荷物が増えてしまった私は、cubaへ行った時のスーツケース(旅行日程10日用)を引っ張り出して、ゴロゴロと引きずって会場へ。(ホント雨が降らなくて、良かった・・・)

 

なにゆえ、そんな荷物になったのか。。。

今回は、いろいろと趣向を凝らし、この日のために書いた1曲「星にまつわるエトセトラ」のための七夕クイズをやるので、当選者の賞品や、いろいろ星の飾り付けやらフリップやら、おまけにLPのミニコンガなんて買ったので、飾りに・・・とか、自分の演奏用の鍵盤ハーモニカ、クラーベ演奏用とお客さん用、マラカス飾り用と演奏用とか。ははは、持ちきれない。

また、Orquesta Del Cero のチームTシャツを発注していて、タイミング良くこれも2日前に出来上がったという連絡が来て、さっそくみんなで着てみようと、全員分の衣装も持ち。。。

となると、旅行日程10日のスーツケースでも満杯なのです。

来客用に感謝の気持ちとして、来場者に配る星の形の小さな飴が1kg分、クイズの当選者用豪華賞品としてビーフジャーキー7袋、残念賞としてこれまた全員に渡るよう「星たべよ」の2枚入りが80個。 星に関係するものを探すのも大変でした。

今回のテーマが「Vayamos al Galaxy!」星に行く!ということで、ビーフジャーキー(ほしにく)はGood Idea、座布団3枚かな、と自負しています(笑)

 

演奏はオープニングやメンバー紹介も入れると、22曲!スゴイ!

ほぼ全曲、誰もが知っている曲なので、ラテンを知らないお客さんでも楽しめるライブだったと思います。

内輪しか気づかない 冷っとすることもありましたが(笑)、全編いい感じに演奏できたと思います。

何度もCeroのライブに足を運んでくれる友人からは、Bandとしていい感じになってきているとの総評をいただき、結成2年目の真価が問われるところを 無事クリアしている、とも思っています。(第1期Orquesta Del Cero メンバーは2年目で解散したので)

個々の技術として、まだまだま~だ研鑽の余地はありますが、まずはBandとしての成長は認めてもらえたと喜んでいます。

 

Orquesta Del Cero 2018Tour、幕を切りました。滑り出し好調!

まだまだLIVEありますので、どうぞお楽しみに。

 

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七夕ライブ!

月日の経つのは早いもので、もう今年も半分終わろうとしています。

なんだかんだで、Orquesta Del Cero 七夕ライブも、なんともうすぐではありませんか!

いやぁ、楽しみです。

御用とお急ぎでない方は、是非!

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Cubaの歌姫 来日

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Cubaの歌姫、Omara Portuondoが来日。

 

昨年行ったCubaで、ブエナビスタやアフロキューバンオールスターズを偶然聴けたのだが、そのステージにオマーラは出演していなかった。

もしかしたら今回みたいに他国のツアーに行っていたのだろうか。

Cuba在住の方のブログでは、オマーラは日ごろ、地元のライブで活躍しているとのことだったので、次回Cubaに行った時には、是非!!!と、思っていたところに、オマーラが来日してくれた。

 

3/18と20の両日、都内で公演だったので、20日の公演を予約。

オマーラ・ポルトゥオンド(ヴォーカル)

ロランド・ルナ(ピアノ)

ロドニー・バレット(ドラムス)

ガストン・ホヤ・パレリャーダ(ベース)

アンドレス・コアヨ(パーカッション)  というメンバーだ。

 

18日は昨年秋チューチョ・ルカルカバを聴いたブルーノートで14500円と、ちょっと庶民にはお高め、ロランドルナも出演しないし。。。

20日は六本木EXシアターで、シートが12000円、スタンディングで10000円、年寄りは、やっぱここは椅子でしょう!とシート席を購入。どっこいしょだ。

ネット購入だったけれど、席はど真ん中、ステージ真正面の比較的良い位置だった。

上から見下ろすと、スタンディングは超満員の芋洗い状態。

ゆったり座れて、正解だった。ビール片手にご満悦^^

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開演20:00少し回って、ドラム、ベース等メンバーが、暗闇の中に登場、続いて

舞台に照明が点き、ピアニストのローランド・ルナにエスコートされた小さなオマーラが登場。衣装は、ターバンもドレスも、わぉ、全身ピンクだ。

ななななんて可愛い。

バックの男性陣が大きいのか(特にベーシスト)、初めてお目にかかるオマーラは小さかった。

私の中では、過去の映像、数々の業績から、その存在感は大きく、とてもビッグな人をイメージしていたので、小柄でピンクの衣装の彼女が以外だった。

が、一度、歌声を発すれば、そんな第一印象は一瞬に吹っ飛ぶ。

齢87という高齢、長旅をしてきたなんて微塵も見せないその歌声。

まず、全く歳を感じさせない。伸びやかで、艶のある、柔らかで美しい歌声。

老人にありがちな、しゃがれた声ではない。現役のプリマドンナのようだ。

歳をとった頃のセリアクルスの声をはじめて聞いた人はみんな、男声かと思った、と驚く。(セリアクルスはそこがイイのだ)

オマーラは昔と変わらない美しい声と愛に溢れる歌い方、しかも今回は古いスタイルではなく、かなりアレンジもJazz寄りで、そのフィーリングにもしっかり乗せている。

1曲目はステージ中央に置かれた椅子に座って歌ったが、それ以降はピアノの傍らで、歌い、時にはダンスの仕草、スカートを翻したり、仰け反ってリズムを取ったり・・・それがまた、激かわいい!!!

ロランドのピアノの椅子に二人で座ったりもして、お茶目で、それもかわいい。

演奏は休憩を挟むかと思われたが、ずーっと続行され、中盤、インストで「アルメンドラ」が長めに演奏された時は、また椅子に座ってメンバーの演奏を聴き、観客に各々の拍手を促したりしていた。

ステージが始まって終了までの1時間半、1曲目と、このインスト曲以外は全て立って歌ったという、その体力にも驚かされる。87歳のこの小さな身体の、どこにそんなパワーがどこにあるのだろう!

 

今回の第2の主役ロランド・ルナは自由奔放(いい意味で)鍵盤の上を飛び回る、ベースは深みのある力強い音で、何度となく熱いプレイを披露してくれた。ドラムは、一番若そうに見えたが、派手なことはせず、的確にポイントを締めていた。そしてパーカッション、コンガとティンバレスの周りに様々な小物を配し、そのチョイスは憎いほど心地よい空間を造ってくれた。

 1曲だけ奥山勝氏がピアノを弾いた。私は始めて聴くピアニストだったが、ルナの美しさは、遠いカリブ海の明るいさざなみの光、とするならば、まさるさん(オマーラはこう呼んでいた)の音は、宇宙からの降ってくる光のようで神秘的だった。

 

公演メニューの中には、古きよき時代を髣髴させる(観客を喜ばせる)曲が数多くあったが、特に「Silencio」のイントロのベースが始まったとたん、うぁっ!っと 感無量で涙が出てきた。これを聴くと、いつも、イブライム・フェレールとのデュエットの場面が脳裏に投影される。ぐるぐる回る。。。涙無くしては聴けないのだ。

日本に居ながら、生でSilencioを聴けるなんて! なんという幸せだろう! 

オマーラ、本当に遠い所を来てくれてありがとう!

今も健在で現役でいてくれてありがとう!

あなたの歌声、歌の心は、神が遣わしたもの、これからも多くの人々に与えてください。

 

最後まで、鳴り止まぬ拍手に応えて、またルナに支えられて顔を見せてくれて、ありがとう。

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割れんばかりの拍手の中、私の隣に座っていたご高齢の御婦人が、「もういい歳なんだから勘弁してあげてよ」と笑っていた。

本当だ。。。もちろんアンコールは聴きたい、でも、お疲れ様!ありがとう!の拍手も多かったのではないだろうか。

 

次はキューバで会いたいなぁ。 オマーラ待っててねー。

今年の初ライブは 「☆星祭り☆」 七夕に決定!

Ceroファンの皆さま、お待たせしました、まだCeroを知らない皆さまにも、お知らせです。

 

今年のライブ1発目の日程が決まりました。

 

☆☆☆ 平成30年7月7日 七夕です! ☆☆☆

 

かねてから7月を予定していました。

Orquesta Del Ceroとして、横浜の地に産声を上げたのは2015年の7月20日「海の日」でした。

なので、7月ならば海の日か七夕にやりたいな、と思っていましたが、今年は海の日は平日だったので、七夕狙いで会場を探して決めました。

会場は、思い出深い「3丁目カフェ」です。

何の思い出か・・・?、忘れもしない 台風です!

現メンバーでのOrquesta Del Ceroの2nd LIVEは、まさに横浜上空を台風が通過中に敢行したのです。

Cubaでのハリケーンに続き、襲い来る嵐嵐嵐。

いやいや、嵐なんか吹っ飛ばす勢いで臨んだセカンドライブ、でしたがメンバー数と来場者数が同じでした・・・(泣)本当に来て頂いた皆さまには感謝です!!!

あまりにも見かねた3丁目カフェのオーナーが、ノルマを帳消しにしてくださいました。。。ありがたや~

なんとか、そのご好意に報いるべく、リベンジをしたいと、それ以降ずーっと考えていましたが、タイミング良く七夕の日にLIVEが出来るとのことなので、今度は満席の中、盛り上げていきますよー!!!

曲も、昨年とは打って変わって、大規模模様替えしていますので、客席でも歌ったり叩いたり踊ったり・・・と、盛り上がっていただけること間違いなし!

 

時間も、今までは夜タイムでしたが、今回お昼タイムにしてみました。

小さいお子様連れの方や、ご遠方の方も、帰りの時間を気にせずに、また、翌日は日曜日なので、ゆっくりと どなたでも楽しめる13:00スタートの明るい七夕祭りです。

7月7日、七夕の日は、たまプラーザで、熱いラテンを楽しみましょう!

どうぞお誘い合わせて、お越しください。

お待ちしています。

 

Orquesta Del Cero  Festival Estrella LIVE

2018年7月7日(土)

12:30 Open    13:00 Start

Charge ¥1500 1ドリンク付

横浜市横浜市青葉区美しが丘1-10-1(たまプラーザ駅

3丁目カフェ

 

3丁目カフェ↓ 

http://3choome-cafe.com/?gclid=Cj0KCQiAuP7UBRDiARIsAFpxiRKbqeQedYYfbCTig1fg2hvBqVQllDAbG2moPdyNgtblX4zPOxgaqEMaAqjeEALw_wcB

 

 

 

弥生3月

前回のブログを書いてから・・・ 早2ヶ月。

時はあっという間に過ぎて、暦も3枚目となってしまいました。

お正月の あーだこーだから、大雪だ、寒波だと言っているうちに、梅が桃が・・・

もうすっかり話題は、王道の「桜」の季節になりました。桜はやっぱり日本の心です。

そんな桜大好き日本人の私が キューバの音楽をやりたい!!と 始めたバンド「Orquesta Del Cero」も、今年すでにリハを2コマ進めました。

 

1月はリハ後に新年会をして、大盛り上がり。誰が飲兵衛か、誰とは言いませんが歴然とわかります。& みんな大嫌いなコックローチ騒動・・・たいへんでした。(笑)

 

2月には、知り合いのギターさんに バンドに来ませんか?と声を掛けたところ、一度様子見でリハに来ていただく運びとなり、そのままめでたくメンバーに加入していただくことに。。。Yeah~!

ひとえにLatinの魔力・魅力と信じています(笑)  (呪いじゃないょ)

 

Ceroには前身があり、ワケあって一度解散、2名を残してメンバーチェンジしています。

以前はギターがいましたが、オルケスタデラルスのT氏に、「サルサにギターは要らないんだよぉ~」、とあっさり言われたことがあって、ショックを受け、現メンバーを募る際、ギターの募集をしませんでした。

でも、私がやりたいのはサルサだけじゃないし、しかも大好きなソンにはギターがいないとCuba感が出ない!!!と思い直してから、ずっとギタリストを探していました。

ギターが入れば、スパニッシュなものや、タンゴチックなものも、幅広くできます。

キューバのトレスやレキント、とまではいかなくても、ソンには素朴で優しいギターの音色が合うのです。

いつか、カンタンテとギターのデュオができれば、と思っています。私はマラカス担当だな。うふふ。

 

そんなワケで、今年は、曲メニューも大幅チェンジを図り、大量に新曲チャレンジ!のリハでした。

Tryする曲の中に、Ceroの特徴でもある歌謡曲ラテン、今回はなんと「伊勢崎町Blues」を入れてみました。BluesyだけどCha ChaとRumbaでLatinしてます。これも、リスペクトしているカンタンテAさんと、ピアニスタAさんのステージを聴いて、やりたくてしかたない曲(アレンジ)でした。

また、このブログでも書いていますが、私が大好きな往年の大ヒットダンスナンバー「Lambada」も、とうとうリストアップしてしまいました。(今日もラテンエアロの日です、Lambadaかかるかなぁ)

その他、熱帯Jazzもセリアクルスも、大好きなチユーチョも入れましたょー! なんと盛りだくさん!  どんな出来になるか、楽しみです。

今年の初ライブは7月を目処に検討中です。

 

ラテンジャズあり、こんな変化球ありのバンドですが、新しくギターも加わって、8名体制で、益々SundungaなLatinができれば、と胸も高鳴る3月の初日です。          (私のBirthday Monthだし・・・^^)