Noche en Cuba ★キューバの夜

Orquesta Del CeroとCubaのことを、あれやこれや書いてみます

Qué calor hace!

今年は異例の6月末の梅雨明け(関東) 梅雨明けと言っても、ほとんど雨らしい雨も無く、連日、いや、どこまで続く、この異常熱波。

真夏日35度は当たり前。今日はどこどこが40度を超えました、のニュースにも、もはや驚かなくなってしまった。

キューバも暑かった。 9月の初旬に行ったので、日本もまだ夏、でもトロント経由で一晩凍えるような寒い思いをし(前述)フロリダ上空あたりから段々暑くなり、空港到着時のむっとする暑さは今でも忘れない。(しかも荷物が届いていないというアクシデント後に浴びる陽ざしは無情の熱波だった)

でも、その後の市街地観光も、暑い暑いと言いながら汗まみれではあったけれど、どこかカリブの風を感じ、確かに暑いのだけれど、「外に居られる」暑さだった。

日本の、この暑さは殺人的だ。夏休みの公園やプールから、子供の姿を消し去り、家に居ても次々と救急搬送される。恐るべし、異常気象。 やっと、今日は少し気温が下がったか・・・と思いきや、今度は明後日頃に、台風直撃の予報。

関東直撃は、昨年10月、Ceroの3丁目カフェライブの同時刻に横浜上空を通過して以来だろうか。。。

昨年はキューバでもイルマに遭遇し、数々のアクシデントを経験し、本当に台風には悩まされている。(もちろん好きな人なんているわけないけれど)

この台風が去ったら、少しは涼しくなるのだろうか?それとも8月に入り、これから夏本番の暑さ(熱さ)が始まるのだろうか?

もし、そうだったら、日本も住居を地下に掘るとか(どこか外国にはそういう場所がある)していかないと、生き延びられないかも。。。 夜もエアコンの熱と熱を貯めたビルからの放射熱で都市部は真っ赤っかだ。

キューバでは、エアコンのある家庭は裕福なほうだ。 人々の生活は、いつも窓をOpenにして家の中が丸見えだけど、風を入れているし、私も3日間、停電でクーラーの無い夜を過ごしたけれど、なんとか寝られた。

世界遺産でもある、歴史ある建物のお陰だろうか。石造りの家は、冷んやりしていた。 私の宿泊したCASAは、大理石(手入れもしていないので、汚かったけれど)を使っていた。ちょっとRichな御宅だったようだ。

夜になると、人々は涼を求め、外に出る。街路にタムロしたり、マレコンという海岸通りはカップルや観光客で人がいっぱいになる。

私が行った時は、海岸通りは、イルマの影響で大変な被害に遭い、破壊され、通行止めになっていた。

有名なホテルナショナルの庭木もなぎ倒され、散々だった。

それでも、抜けるような空に翻る国旗を見たとき、これが「キューバ」なんだな、と心意気を見せられた気がして、とても感動した。

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